説明
運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」 (文春新書) 新書 – 2024/6/20
安田 隆夫 (著)
三十四期連続で増収増益を成し遂げ、売上二兆円のドン・キホーテ。
無一文から日本を代表する創業経営者へ――安田氏の大成功の裏には「運」の存在があった。
私は「運任せ」という言葉が嫌いだ。自らの運をコントロールし、人生を切り拓け。
生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」を惜しみなく伝授する!
出版社: 文藝春秋 (2024/6/20)
発売日: 2024/6/20
言語: 日本語
単行本: 256ページ
サイズ・寸法: 1.25×10.8×17.3cm
【本書の内容】
《もくじ(抜粋)》
はじめに ドン・キホーテが起こした奇跡の源泉
三十四期連続となる増収増益記録を更新/若い頃は災難・苦難・苦闘の連続だった/無一文から二兆円企業を作り上げた/運は自分自身でコントロール可能/運は誰も言わない「巨大な真実」/本書は運に関するリアルな処世の書/個運が良くなければ何も始まらない
第一章 運という未開の大陸に分け入る
「運」の思考停止状態から抜け出せ/子供時代からの孤独感と疎外感/若き日の蹉跌/身をもって知った悪徳商法/一歩間違えればホームレスに転落?/無頼な日々に終止符/「運」という絶対的かつ確信的な概念/〝禁じ手〟を繰り出し続けて大繁盛/「はらわた」の底から活路を考える/一人勝ちの「ミラクル」はなぜ起こったのか/人生経験年齢三百七十歳で見えてきたこと/学習効果の及ばない不可避な領域もある/運とツキの違い/運は最大級の複雑系科学/「運の感受性」を研ぎ澄ます/「成功の種」と「オリジン」が詰まっていた六年間/運を信じる力/挑戦が運を引き寄せる前提/運を科学する大数の法則とは/運におけるハウスになる
第二章 幸運の最大化と不運の最小化
運のいい人は、運を使いきれる人/運の総量をコントロールする秘訣/住民反対運動への対応で得た教訓/バッシングに耐え、「今は守り」と腹を括る/不運の最小化は「幸運の最大化」によって可能になる/何回失敗しても、圧倒的な〝大勝ち〟があればいい人は負けに敏感で、勝ちには鈍感/緊急回避策としての「アナグマ戦法」/穴倉で虎視眈々と逆転の機会を狙う/いい「見」をすると運がやってくる/敢えて損切りすることの重要性/成功ではなく失敗のシナリオを描け/見切り千両、再挑戦万両/真面目に間違える人たち
第三章 運の三大条件―「攻め」と「挑戦」と「楽観主義」
「打率と打点の交差主義比率」とは?/リスクをとらないのが一番のリスク/ほぼ全員が反対した長崎屋の買収/「堅守 速」ではなく「速攻堅守」/果敢に挑戦する者に〝盛運〟が訪れる/まずは「断行」し、その上で「熟慮」する/「生涯起業家」からのアドバイス/ベンチャー経営ならぬアドベンチャー経営/楽観論者が常に成功するエビデンス
コラム①たった一人の革命
第四章 何が運を落とすのか
戦わなければ運は落ちる/戦略や戦術を語る前に、まずは戦闘モードを全開にせよ/守り優先のサラリーマン社長が日本の企業をダメにした/恵まれない幸せと%の悲劇/「口をきくだけで損をする」という輩もいる
●著者について 安田 隆夫(やすだ たかお)先生
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の創業会長兼最高顧問であり、「ドン・キホーテ」の創業者。
1949年、岐阜県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、不動産会社勤務を経て、東京都杉並区でディスカウントショップを開業。東京都府中市に「ドン・キホーテ」1号店を開店。ユニークな商品陳列と低価格戦略で人気を集め、同ブランドを全国展開する礎を築く。
ドン・キホーテホールディングス(現PPIH)の代表取締役会長兼CEOを退任し、創業会長兼最高顧問に就任。経営の第一線を離れた後も、同社の発展に大きく貢献している。
著書に『安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生』『ドン・キホーテ 闘魂経営』など。
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