説明
脳科学が解き明かした 運のいい人がやっていること 単行本(ソフトカバー) – 2024/8/10
毛内拡 (著)
「運のいい人」は、脳の使い方が違うことをご存じですか? 本書は、脳神経科学者の著者が、古今東西の色々な「運のいい人」たちのエピソードを分析し、どのような思考や行動が「幸運をつかみ取ること」につながるかを解き明かしました。
脳科学者が解き明かす、“運がいい”ってどういうこと?
「いつもと違う道を選んで脳を活性化」「何かに迷ったら、より疲れる・新しい選択肢で負荷をかける」「スマホの通知をOFFにしてデジタルデトックス、脳疲労を抑える」「睡眠環境を整える」「ストレスを過度に恐れない」「脳が喜ぶアブラ」など今日から始められる「運を良くする」脳の習慣法を紹介!
運のいい人たちの秘密がわかります。
出版社: 秀和システム(2024/8/10)
発売日: 2024/8/10
言語: 日本語
単行本(ソフトカバー): 256ページ
サイズ・寸法: 18.8×12.8×1.6cm
【本書の内容】
《もくじ(抜粋)》
脳科学が解き明かした 運のいい人がやっていること
はじめに
序章 運のいい人は何をしているのか?
・『ラッキーをつかみ取る技術』から学んだこと
・幸運の女神には前髪しかない
・脳疲労と脳の持久力
・本書の構成
第1章【行動習慣】自分の脳のクセを知ろう
・「運のいい人」はそもそも「自分は運がいい」と思っている
・運命や遺伝など抗えないもののせいにしない
・経験を大事にする
・運勢や天命などフワッとしたものに身を預けない
第2章【行動習慣】豊かな“知恵ブクロ”を蓄えよう
・脳はみんな持っているが、使い方は人それぞれ
・脳が世界を作っている
・物が見える不思議
・脳は予測を作り出す装置
・脳をうまく騙す
・学習モード”を利用しよう
・「知恵ブクロ記憶」を豊かにしよう
第3章【行動習慣】迷ったら新しい方を選べ
・まずは自分の脳が処理できる量の情報を届ける
・「反復」が記憶・学習に良いワケ
・人の脳だけが備える「ワンショット学習」
・新しい体験は脳に刺激を与える
・迷ったら新しい方を選べ
・大きな目標達成のために、迷わず方向転換できるか
・やる気スイッチのありか
第4章【行動習慣】省エネモードを超えろ
・脳は大食らい
・脳はどうやって省エネしているのか
・日常ルーティーンのデメリットと限界
・ルーティーンを超えるには?
・記憶の仕組みを利用する
・「認知バイアス」に打ち勝とう
・どうでもいいことはどんどん忘れよう
第5章【行動習慣】「超・集中」を手に入れる
・環境を整えることで信頼性が向上する
・自分に最適な環境を作る
・汚部屋が創造性を増す?
・バランスが大事
・自分はどんなタイプか?
・できるだけ「有効に散らかす」ために
・創造性に悪影響を与える「散らかりサイン」
・マルチタスクの誤解
・失われ続ける23分
・スマホの通知を効果的に使おう
・時間管理の極意その1・ポモドーロテクニック
・時間管理の極意その2・タイムブロッキング
・最強の時間管理術・ポモドーロテクニック×タイムブロッキング
・デジタルデトックスを必ず取り入れる
第6章【回復習慣】睡眠脳のデフラグ&アップデート
・睡眠環境を整え習慣化する
・睡眠を肯定的に捉え直す
・なぜ夢を見るのか
・体内時計が24時間周期になるワケ
・自分の最適な睡眠時間を知る方法
・「たかが睡眠不足」と侮るなかれ
・良質な睡眠のためにできること
第7章【回復習慣】ストレスと付き合う
・一番の死因は「ストレスを過度に恐れること」
・重要なのは「自己コントロール感」
・自己肯定感より「自己効力感」
・社会的支援がストレスを軽減する
・変化しないために変化し続ける?
・メンタルの不調は甘えや気合の問題ではない
・楽観主義でいこう
・ストレスを軽減する3つの方法・夢を語ることの重要性
第8章【回復習慣】脳にとっての「おいしいもの」
・脳はブドウ糖がお好き
・エネルギーの源・糖質
・大活躍するタンパク質
・脳はアブラでできている
・なぜ多価不飽和脂肪酸は脳のごちそうなのか?
・脳が喜ぶアブラ
・DHAが頭を良くする
・EPAの働き
・DHAやEPAを多く含む食事は?
・脳とビタミン・ミネラル
・脳と腸
・「幸せホルモン」の生成にも腸が活躍
・「腸活」ブーム
第9章【回復習慣】脳の疲れを取ろう
・みんな疲れている
・そもそも疲労とは何か
・慢性的な脳疲労とは
・脳の健康を守り支える脳細胞
・恐ろしい脳の炎症
●著者について 毛内 拡(もうない ひろむ)先生
脳神経科学者、お茶の水女子大学基幹研究院自然科学系助教。1984年、北海道函館市生まれ。2008年、東京薬科大学生命科学部卒業、2013年、東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究員などを経て2018年より現職。同大にて生体組織機能学研究室を主宰。専門は、神経生理学、生物物理学。「脳が生きているとはどういうことか」をスローガンに、基礎研究と医学研究の橋渡しを担う研究を行っている。主な著書に、第37回講談社科学出版賞受賞作『脳を司る「脳」』(講談社)、『面白くて眠れなくなる脳科学』(PHP研究所)、『「頭がいい」とはどういうことか――脳科学から考える』(筑摩書房)、共著に『ウソみたいな人体の話を大学の先生に解説してもらいました。』(秀和システム)などがある。
レビュー
レビューはまだありません。