説明
風水講義 (法蔵館文庫) 文庫 – 2023/11/10
三浦 國雄 (著)
本書は、2006年一月に文藝春秋より文春新書とし刊行された。
文庫化に際し、巻末に付篇を追加した。
東アジアの生活空間に広く浸透する「風水」とは何か。その思想的基盤や原理的仕組みを、原典に基づきつつ解明する、恰好の案内書。
出版社: 法蔵館 (2023/11/10)
発売日: 2023/11/10
言語: 日本語
文庫: 336ページ
サイズ・寸法 : 14.8 x 15 x 1.4 cm
【本書の内容】
≪もくじ≫
【目次】
第一講 風水とはなにか
第二講 儒教風水のスタンス――『地理人子須知』というテキスト
第三講 三本の大龍脈
第四講 都市と龍脈
第五講 風水説の仕組み――龍法
第六講 穴法
第七講 砂法
第八講 水法
第九講 風水文化圏
あとがき
付篇
アジアの自然観と風水地理説
風水研究の新局面
「賢い母親」と「愚かな娘」
文庫版あとがき
●著者について 三浦 國雄(みうら くにお)
1941年、大阪市生まれ。大阪市立大学文学部中国学科卒業。京都大学大学院博士後期課程中退。京都大学助手、東北大学助教授、大阪市立大学教授、大東文化大学教授、四川大学教授を歴任。現在、大阪市立大学名誉教授。文学博士。専攻は中国思想史、東アジア比較文化論。著書に、『人類の知的遺産19 朱子』(講談社。のち『朱子伝』平凡社ライブラリー)、『中国の人と思想7 王安石 濁流に立つ』(集英社)、『中国人のトポス 洞窟・風水・壺中天』(平凡社選書。のち『風水中国人のトポス』平凡社ライブラリー)、『気の中国文化 気功・養生・風水・易』(創元社)、『朱子と気と身体』(平凡社)、『不老不死という欲望 中国人の夢と実践』(人文書院)、『風水・暦・陰陽師 中国文化の辺縁としての沖縄』(榕樹書林)。訳注書に、『中国文明選3 朱子集』(吉川幸次郎と共著、朝日新聞社。のち『「朱子語類」抄』講談社学術文庫)、車柱環著『朝鮮の道教』(共訳、人文書院)、『鑑賞中国の古典第1巻 易経』(角川書店。のち『中国の古典易経』角川ソフィア文庫)、姜生著『道教と科学技術』『漢帝国の遺産道教の勃興』(ともに東方書店)などがある。
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