説明
生き方 単行本 – 2004/7/22
稲盛和夫 (著)
2004年の刊行以来、150万部を突破した不朽の〝ロング・ミリオンセラー〟! 世界16カ国で翻訳、中国でも500万部を突破!
二つの世界的大企業――京セラとKDDIを創業し、JALの経営再建を成し遂げた当代随一の経営者である著者が、その成功の礎となった実践哲学をあますところなく語りつくした人生論の〝決定版〟!
大きな夢をかなえるために、たしかな人生を歩むために、もっとも大切なこととは何か?豊かな知恵と経験をもとに、丁寧にわかりやすく説き明かした本書は、世代を超えて幅広い層に読みつがれ、感謝・感動の声を多数いただいています。
出版社: サンマーク出版; 第2004版 (2004/7/22)
発売日: 2004/7/22
言語: 日本語
単行本: 246ページ
サイズ・寸法: 25.4 x 5.08 x 6.86 cm
【本書の内容】
《もくじ(抜粋)》
プロローグ
混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す
魂を磨いていくことが、この世を生きる意味
単純な原理原則が揺るぎない指針となる
人生の真理は懸命に働くことで体得できる
「考え方」を変えれば人生は180度変わる
心に描いたものが実現するという宇宙の法則
人類に叡智をもたらしつづける「知恵の蔵」がある
自己を厳しく律しつづける「王道」の生き方をせよ
第1章 思いを実現させる
求めたものだけが手に入るという人生の法則
寝ても覚めても強烈に思いつづけることが大切
現実になる姿が「カラーで」見えているか
すみずみまでイメージできれば実現できる
細心の計画と準備なくして成功はありえない
病気になって学ばされた心の大原則
運命は自分の心次第という真理に気づく
あきらめずやり通せば成功しかありえない
努力を積み重ねれば平凡は非凡に変わる
毎日の創意工夫が大きな飛躍を生み出す
現場に宿る「神の声」が聞こえているか
つねに「有意注意」の人生を心がけよ
あふれるほどの夢を描け、人生は大飛躍する
第2章 原理原則から考える
人生も経営も原理原則はシンプルがいい
迷ったときの道しるべとなる「生きた哲学」
世の風潮に惑わされず、原理原則を死守できるか
知っているだけではダメ、貫いてこそ意味がある
考え方のベクトルが人生すべての方向を決める
自分の人生ドラマをどうプロデュースするか
現場で汗をかかないと何事も身につかない
ただいま、このときを必死懸命に生きる
「好き」であればこそ「燃える」人間になれる
自分に打ち勝ち前に進め、人生は大きく変わる
複雑な問題も解きほぐせばクリアに見えてくる
国際問題、国家間の摩擦も単純に発想してみる
外国との交渉は常識より「リーズナブル」
第3章 心を磨き、高める
日本人はなぜその「美しい心」を失ってしまったか
リーダーには才よりも徳が求められる
つねに内省せよ、人格を磨くことを忘れるな
心を磨くために必要な「六つの精進」
幼い心に感謝の思いを植えつけた「隠れ念仏」
どんなときも「ありがとう」といえる準備をしておく
うれしいときは喜べ、素直な心が何よりも大切
トルストイも感嘆した仏教説話が描く人間の欲深さ
人を惑わせる「三毒」をいかに断ち切るか
「正剣」を抜いたら成功、「邪剣」を抜いたら墓穴を掘る
働く喜びは、この世に生きる最上の喜び
お釈迦さまが説く「六波羅蜜」を心に刻め
日々の労働によって心は磨かれる
労働の意義、勤勉の誇りを取り戻そう
第4章 利他の心で生きる
托鉢の行をして出会った人の心のあたたかさ
心の持ち方ひとつで地獄は極楽にもなる
「他を利する」ところにビジネスの原点がある
利他に徹すれば物事を見る視野も広がる
毎夜自らの心に問いかけた新規事業参入の動機
世のため人のためなら、すすんで損をしてみる
事業の利益は預かりもの、社会貢献に使え
日本よ、「富国有徳」を国是とせよ
このまっとうな「美徳」を忘れてしまっていないか
いまこそ道徳に基づいた人格教育へとシフトせよ
同じ歴史をくり返すな、新しい日本を築け
自然の理に学ぶ「足るを知る」という生き方
人類が目覚めたとき「利他」の文明が花開く
第5章 宇宙の流れと調和する
人生をつかさどる見えざる大きな二つの力
因果応報の法則を知れば運命も変えられる
結果を焦るな、因果の帳尻はきちんと合う
森羅万象を絶え間なく成長させる宇宙の流れ
偉大な力がすべてに生命を吹き込んでいる
私はなぜ仏門に入ることを決意したか
不完全でもいい、精進を重ねることこそが尊い
心の中心に真理とつながる美しい「核」がある
災難にあったら「業」が消えたと喜びなさい
悟りを求めるより、理性と良心を使って心を磨け
どんなちっぽけなものにも役割が与えられている
人のあるべき「生き方」をめざせ、明るい未来はそこにある
あとがき
●著者について 稲盛 和夫(いなもり かずお)先生
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現・京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長。84年に第二電電(現・KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。10年には日本航空会長に就任。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問。このほか、1984年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ。主な著書に『生き方』(サンマーク出版)、『働き方』(三笠書房)、『稲盛和夫のガキの自叙伝』(日本経済新聞出版社)、『成功への情熱』(PHP研究所)、『君の思いは必ず実現する』(財界研究所)、『人生と経営』、『燃える闘魂』(毎日新聞出版)、(致知出版社)『ど真剣に生きる』(NHK出版)などがある。
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